定期的にやってくる悲劇②〜結末〜
隣町大分市で酔ってカラオケの部屋が分からなくなり
DQNに絡まれた挙句に
スマホを車にに轢かれ粉々になった日曜日の夜
前回の話は↓↓
定期的にやってくる悲劇① - 大分県 別府市 美容室 JERICHO HAIR 松宮BLOG 『3年目の躍動』
だが話はここで終わらない
砕け散ったスマホを手に途方に暮れる
カラオケのお店の場所も分からなければ
連絡の取りようもなくなった
そしてまた1つの悲劇に気づく
『ハッ!上着着てない!』
九州とはいえ11月の夜中2時過ぎ
酔ってるとはいえ寒い☃️
とりあえず暖かいコーヒーでも・・・
『ハッ!財布持ってない!』
お金なければ人間できることなんて何もありません
上着も財布もカラオケに置いたまま・・・
そう、あの夜の僕は赤ん坊も同じであるw👶
連絡も取れなければ
寒さをしのぐ上着もなく
暖を取るお金もない
夜中の繁華街で寒空の下ただこの身を震わすしかない
圧倒的絶望感!
この状況で思ったことは
『別府に、お家に帰りたい!』ただそれだけ
カラオケの部屋を出てすでに数時間は経っただろうか?
酔ってたので時間感覚は定かではないが
その時はそう感じ、そしてこう思ったのである
『もしかしたら嫁も僕を探し
見つからないから家で待ってくれてるんじゃないだろうか!?』と
この一縷の望みにかけ一銭も持たずにタクシーに乗り込む
『運転手さん!別府まで!そして暖房強でヨロシク!』
家の前で停車しアパートの下から部屋を見上げる
く、暗いorz
一か八かドアノブを回す
破滅的絶望感!
どうする?どうする?
いつ帰ってくるか分からない嫁を運転手さんと一緒に待つ?
俺が運転手ならキレるww却下!
・・・実家?
時間は夜中3時を回っていたが
仕方ない、70歳になろかという母を叩き起こすしかない
こんなダメな子を産んだ母の責任もあるだろうw
そして実家まで行き玄関をノックし続ける
怯えた様子でヨタヨタ出てくる老いた母、、ごめんよぉ💧
くしくも日付変わったこの日は
昨年亡くなった父の誕生日
『なに?こんな夜中に。』と母
「5,000円貸して下さい、そしてお父さんに線香をw」とダメ息子
これで事なきを得たが
嫁が帰って来るまでの間
アパートの階段に座り
タクシーのお釣りで買ったホットコーヒーで手を温めながら思う
母ちゃん長生きしてくれよなwwと