いつも想像の範疇を越えて斜め上からやってくる
12月中旬の土曜日
それは美容室にとって1年の中でも
トップレベルに混む特別な日
そんな昨日の営業中
当然わたしたちジェリコヘアーも例外ではなく
1分1秒も無駄に出来ない状況
凄まじい集中力でカットをしてる最中
うちの紅一点アシスタント倉橋が
勝手に写真載せるとうるさいので少女Aみたくしときましたw
『すみません、ちょっといいですか?』と
ゾーン状態でカットしてる僕に話しかけてきた
この時倉橋にはパーマの薬液付けを
任せていたから僕はゾッとした。。
【まさか、付ける順番間違えたんじゃ!?】
パーマは薬液の順番なんて間違えたらとんでもないですからね💦
僕は恐る恐る聞いてみた
「ど、どしたの?」
倉橋から斜め上の答えが返ってきた
『帰っていいですか?』
ん?
帰る?
はて?
突拍子もない言葉に混乱する私
「ど、ど、どゆこと?」
瞬間的に脳裏に浮かんだのは
この忙しさが嫌になったのか?
ご飯も食べれない環境に不満爆発?
パーマ液の順番間違えて逃亡を図る?
それとも家族の身に何か良くないことが?
まさかストーブ消したかどうか気になって?
もしくは、
誰かが私を呼んでる!行かなきゃ?的なw
どの理由にしてもこの状況で帰るなんて
ただ事ではない!
言いにくそうにしてる倉橋の答えを待った
『・・・破れたんです』
「え?なんて?」
『・・パンツ、破れたんです』
「パンツ?やぶれた?」
『はい、何かの拍子にパンツ(ズボン)の股が破れたから走って帰って着替えてきていいですか!?』
「面白いから帰ってよーしww」
楽しい従業員に支えられて12月も乗り切れそうですww